自らのヒロイックな弁舌に酔っているだけ。それが視聴者に見抜かれているということか。小誌メルマガ読者500人へのアンケートで「嫌いなキャスター」1位に選ばれた古舘。庶民目線だ、民意だと、しきりに視聴者に寄り添おうとする彼が、それでも嫌われる理由とは。
『報道ステーション』の視聴率は常に13%~15%。民放の報道番組ではトップであり、好調を続けるテレビ朝日の屋台骨である。
その成績からすると、これは意外な結果かもしれない。週刊文春WEBのメルマガ読者による「嫌いなキャスター」アンケートで、古舘伊知郎(57)がダントツの第1位(159票)に選ばれた。2位みのもんた(68・58票)、3位小倉智昭(65・57票)、4位宮根誠司(49・46票)とは比較にならない得票数だ。
「視聴率」と「好感度」が反比例するという事態はなにを意味するのか。
寄せられた声を聞いてみると、まずは、
「いかにも朝日の代弁者然とした正義漢ぶったしたり顔を見るだけで虫唾が走る」(男・49・会社役員)
「暗い顔で嘆き、冷たい顔で同情し、訳あり顔で説教をする」(男・62・会社員)
「一日の終りにあの辛気臭い顔を見るのは嫌。ただでさえ嫌なニュースが続くのに」(女・37・会社員)
というヴィジュアル問題が浮上。挙句には、
「いっこく堂の腹話術のようで気持ち悪い」(女・50・主婦)
「自分でもニュースの内容が理解できていないのか、画面に映る彼の頭に『?』マークがついているように首をかしげるしぐさはやめてほしい。身の丈以上の仕事をしているように見える。つらいならやめてほしい」(女・51・会社役員)
引退勧告である。キャスターの資質にも意見は及ぶ。
「いかにも辛口といった風に嫌味と皮肉の連発だが、最後の最後は自分の意見ははっきりいわず、解説員に振る。たとえば原発にしても『これでいいんでしょうかね』で終わる。国民の味方のふりをした偽善的な態度が嫌い」(女・47・主婦)
「『~しなくてはいけない時期に来ているのではないでしょうか?』という言葉をよく使うが、『だから誰かやってね』と他人事のように聞こえる。総じて、小沢一郎が『国民の生活が第一』と言うのと同じ白々しさを感じる」(男・51・会社員)
「意見を求めておいて、自分の意に沿わない内容だと口をとがらせて持論をぶつ。自分が一番正しいと信じて疑わない」(女・52・会社員)
そもそも、
「『われわれ庶民』という常套句を繰り返すが、彼は庶民ではない」(女・43・会社員)
■感情論でオチをつける胡散臭さ
なにせ年収5億円と報じられたことも。「公務員の給与が高すぎる」と熱弁を振るったところで、まったくもって説得力はない。
実は昨年、古舘が夏休みを取った週は視聴率が上がり、復帰するとまた下がった、という珍事も発生。もはや古舘不要では。現在の高視聴率自体についても、
「同じ時間帯に他に見る番組がないので、報道ステーションを見てしまう自分が情けない」(男・51・会社員)
という「運」に恵まれた産物ともいえる。
コラムニストの中野翠氏はこう分析する。
「昔、プロレスやF1の実況でふざけていた、独特の冗談っぽいキャラクターが見る人の中には残っていて、『何を気取ってニュースを読んでいるんだろう』と思うのかもしれません。誉めるのも自分が馬鹿みたいだし、からかいの対象でいたいんでしょうかね」
その真価が発揮されたのが、レスラーならぬ自民党総裁選候補5人と対峙した回(9月14日放送分)。
自民党が変わっていない、と問われた町村信孝議員。
《いっぱい政策出してるんです。提言も出してるんです。悲しいかな野党だからか報道もされません》
これに古舘、
《それはマスコミのせいだと!》
と、半笑いで嘲るように逆ギレ。ヤンキーか。
決選投票で石破茂氏と組むのかと問われた安倍晋三元首相が、
《決選投票になったらどうするなんて、そんな下世話な話はねえ》
とかわすと、
《下世話ってそう言うけどみなさん戦いって下世話じゃないですか!》
と吠える古舘に候補者一同苦笑。大体、告示日早々呼んでおいて、「下世話扱い」もどうなのか。
言い間違いも笑える。中国船1000隻が出航と報じられた尖閣諸島の話題では、
《日本にとって脅威なのは無茶をする人間がまた出てきて、漁船が上陸するとかですね》(18日)
「漁船が上陸」では、事実上「座礁」ではなかろうか。
介護関連事業所に介護報酬の不正請求疑惑が持ち上がったニュースでは、利益のために無資格のヘルパーを雇い、介護記録の虚偽記載も発覚したが(20日)、
《介護って本当に大変ですよ。介護が辛くて辛くて人に任せるわけでしょ。任された人がどれだけ頑張れるか。報酬、待遇、経営者だって利益をとらなきゃならない(中略)いやあ~(溜息)》
と、虚偽記載に同情するかのような物言い。ここらへんの妙な浪花節、道理の通らない“国民目線”こそ、古舘の真骨頂だろう。
いちいち重箱の隅をつつきたくなる古舘発言の「イヤ感」とはなにか。
フジテレビでニュースキャスターとして活躍した俵孝太郎氏(政治評論家)は、
「彼はジャーナリストではなくニュース芸人。自分の後輩、同業者とは考えたことがない」
と斬る。
「自分で取材もせず原稿も書かず、作家の台本を読んでいるに過ぎない。自分の経験で鍛えられた目と判断力がない。だから台本のないゲストが想定外の発言をすると、『お言葉ですが』と無理やり感情論で自分のオチに持ってこようとする。そこにいかがわしさ、胡散臭さを感じる。『講釈師、見てきたような嘘をつき』というわけです」
■「失言」に対する追及の甘さ
歴史学者の秦郁彦氏は、石原伸晃自民党幹事長の尖閣諸島を巡る「失言」に対する追及の甘さを指摘する。
古舘《中国がどういう風に攻めて来るか。仮に攻めてきたときの対策は》
石原《攻めて来ませんよ。誰も住んでないんだから》
古舘《来ないと言い切れますか》
「石原幹事長は『留守の家には泥棒は入らない』と言っているような、常識に反する発言。この失言こそ、畳み掛けて何か掘り下げるべきでした。そもそも誰もいないなら、灯台の照明はどうやって保守しているのか。香港の活動家が上陸したときに待機していた40人もの警察官は石垣だけでは足らなかったはずで、どこから動員したのか。視聴者が知りたい切り口はいくらでもあった」(秦氏)
あるいは更なる「失言」を引き出せたかもしれなかった。
だが、あの「話法」自体、実は危険な臭いがするという。国際政治学者の中西輝政氏(京都大学名誉教授)は、
「左翼グループが良く使う煽りの手法、『エモーショナル・マニピュレーション』そのものです」
と指摘する。
「原発ゼロが棚上げされたときに野田首相に矛先を向けて、『こういう決定をする政府ならないほうがいいんじゃないでしょうか』と主観的な捨て台詞を吐いた。こういう言い切りは、観ている側に感情が焼き印され、反芻して怒りを高めさせる。より深層意識に残りやすい。アメリカのマルチ商法でも典型的に用いられる手法です。無意識に見ている免疫のない若い世代にとっては危ないことですよ」
■反原発は東京新聞の受け売り
矢幡洋氏(臨床心理士)も「印象操作」がはっきりと現れているという。
「原発報道で『圧力には屈しない』と語り『番組を斬られても本望だ』と勇ましい啖呵を切った。こういう言い方は、問題が深刻ゆえに、自然に言葉が重々しくなったり、口ごもったりしているのではなく、すべて作為の元での演出です。
本心からの怒りではなく、ここで怒っている、決意を語っていると印象付けようと、視聴者を誘導する操作的なものがある。それが言葉にはならない不自然さと違和感を抱かせている」
確信犯的に、偽りの“弱者目線”で国難を語る。見ていてどこか不穏な気分にさせるのはそのためか。
「本当の意味で優秀な方は自分を客観視できて、自己批判する分身ができている。ところが古舘さんは自分の言葉に酔ってしまい、『そうだそうだ』と思い込んでいる。でも実際は古舘プロジェクトはじめスタッフに寄ってたかってレクチャーされているといいます。そのせいか隣のアナウンサーのお嬢さんに『~ですよね』と確認しているように見える。所詮は付け焼刃の知識ということです」(作家・麻生千晶氏)
内部からはこんな証言も。
「古舘氏が毎日熟読しているのは東京新聞。反原発報道などもその受け売りなんですよ」(テレ朝関係者)
それも、禁じ手ともいえる、安全な位置から語る。
「原発問題も沖縄の問題も肩を怒らせて“絶対正義”を振りかざす。誰も反論できないとわかっていて言っているのです。これはキャスターとして失格。
原発だって神でもなければ一気にゼロには出来ません。必要悪と折り合いをつけながら進める問題。沖縄だって、一方では基地経済で成り立っている人だってたくさんいる。こうした矛盾を抱えて、奥歯に物を挟んで発言するべき問題を、単細胞で、自分だけ正しいとばかりに話すところが資質の欠けているところです」(前出・麻生氏)
なにやら昔懐かしい、クラスに1人はいた「言いつけ屋」を彷彿とさせる。視聴者に嫌悪される理由、要は幼児性か。
2012/11/18
Posted
2012/11/18
Posted
source : 2012.11.17 週刊文春 WEB (クリックで引用記事開閉)
韓国大統領 月山明博(李明博)の…天皇陛下への「不敬発言」
痛惜の念などという単語一つを言いに来るのなら、来る必要はない。
日王は韓国民に心から土下座したいのなら来い。
重罪人にするように手足を縛って頭を足で踏んで地面に擦り付けて謝らせてやる。
重罪人が土下座もしない、言葉で謝るだけならふざけた話だ。
そんな馬鹿な話は通用しない。
それなら入国は許さないぞ。
日王は韓国民に心から土下座したいのなら来い。
重罪人にするように手足を縛って頭を足で踏んで地面に擦り付けて謝らせてやる。
重罪人が土下座もしない、言葉で謝るだけならふざけた話だ。
そんな馬鹿な話は通用しない。
それなら入国は許さないぞ。
偽左翼マスメディアの情報操作手法
手法 | 用例 | 手法 | 用例 | 手法 | 用例 | 手法 | 用例 |
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連想の創出 | 愛国者に対して「軍靴の音が聞こえそうだ」などと揶揄し否定的な印象を与える… | コメント | 人々を一定の方向に誘導するために「事実とは異なる解釈」をコメントさせたり「社説」にする… | プレゼンス効果 | 現場からの中継や縮小ジオラマなどで「臨場感」を演出し「やらせ」も交えて信用されやすくする… | 分類表 | 一部の「ネット右翼」が批判しています…のように決まった単語・フレーズで事象を分類して極小化・極大化する… |
撹乱 | 「第三極も含めて政党が乱立して訳が分かりません…」などと連日「情報ノイズ」で溢れさせ興味自体を失わせる… | 癒着提案 | TBS「安倍官房長官印象操作映像事件」のように「個別の事実」を「継ぎ接ぎ」して「誤った印象」を植え付ける… | 匿名の権威 | 「信頼すべき消息筋によれば…」のように情報元を明かす必要がない事を逆手に取り記事の内容に権威を与える… | 日常会話 | お隣の「韓国」では…のように本来否定的な要素「韓国」を日常会話のように繰り返し心理的習熟効果で反応を麻痺させる… |
感情共鳴 | コンサートで開催場所の地名を大声で繰り返し叫ぶ…などのように「デモ」「集会」などで群集を理性ではなく感情レベルで反応させる… | 歴史の書き換え | 民主党の「天皇制廃止」「戸籍法廃止」「夫婦別姓」などの愛国心を低下させるための国家・民族全体に対する長期的な情報操作… | 感情整列 | この時間にご覧になっている貴方だけに限定100セットだけ…などと「一定のシチュエーション」を用意して群集の感情を「均一化」させる… | 一次効果 | 「朝日新聞の従軍慰安婦捏造問題」「iPS細胞での読売新聞大誤報」など「最初に発信された情報」は嘘でも捏造でも信用されやすいという原理… |
ブーメラン | 坂本龍一・山本太郎などの著名人を使い原発管制報道に対する「自由の闘士」を作り出し国力を削るために「愛国者」を装った抗議運動を展開する… | 心理的ショック | 日本は豊かなのだと錯覚させ更に絞り取るために「飢餓」を伝え…日本は悪い事をしたと日本人を自虐的に思い込ませるために繰り返し「戦争」を伝えます… | 半真実 | 「マニュフェストが実現出来なかったのは自民党の負の遺産のせいで民主党がダメだった訳ではない…」のように嘘の中に一面的な真実を織り込み全体を真実に見せる… | フィードバック | 「支持政党無しの無党派層は過去最高」という結果を得るために世論調査の回答項目に「民主党もダメだけど自民党もダメ」という項目を設定し全体の意見に偽装する… |
すり替え | 「傷害」を「いじめ」「窃盗」を「万引き」「殺人事件」を「交通事故」「テロリスト」を「レジスタンス」「略奪事件」を「抗議デモ」など受け入れ易い言葉に置き換える婉曲手法… | 脅威の創出 | 尖閣購入時に「中国の脅威」は民主党政権以降に尖鋭化していたにもかかわらず恰も「都知事発言以降に尖鋭化した」かの如く捏造し民主党には他に選択肢は無かったと責任転嫁… | 社会的同意 | 首相の靖国参拝に「外国」から激しい反発が起こっている…などと…特定アジアだけの意見を恰も世界全体が同意していると錯覚させる…「人権擁護法案」「外国人参政権」などもこの手法… | 側面迂回 | 民主党の原発事故対応では線量などの周辺情報は正確に報じられ枝野幸男の「直ちに健康に影響を及ぼすものではない…」の嘘の信憑性を高めメルトダウン・風向きなどの核心部分は隠蔽された… |
虚偽類似 | 「視聴率低迷は若者のテレビ離れのせい…」「CDが売れないのは違法ダウンロードのせい…」「紅白歌合戦に韓流スターが出演できないのは日本の右傾化のせい…」など都合の良い「原因と結果の因果関係」を作り出す… | 事実確認 | 原発安全神話を作り出したのも公共事業にジャブジャブ税金をつぎ込んだのも自民党です…など…「一面的な事実」を先に述べ「事実確認」させ…自民党政権に逆もどりして良いんですか?…と未来を誤認・錯覚させる… | 毒入りサンドウィッチ | 「白川総裁が自民党の経済政策を批判」「安倍総裁の経済政策発言を市場が好感し円安に振れ株価は年初来の高値」「一方でハイパーインフレを懸念する声も」…のように序文と結論の否定的報道で肯定的な報道を挟み肯定的な報道の意義を低下させる… | 砂糖入りサンドウィッチ | 毒入りサンドウィッチの逆の手法… |
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