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2024/12/09


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【続・稚拙で滑稽な「純粋な傲慢さと道徳的優越感」の敗北】スノッブなオールドメディアの凋落

メディアの「偏向報道」はなぜ起きるのか…ネットニュース編集者が明かす
「マスコミ」こそが陥る「罠」

source : 2024.11.29 デイリー新潮 (ボタンクリックで引用記事が開閉)
■大手メディアの敗北

昨今ネットのトレンドに入りがちなワードは「マスゴミ」だが、それと同時に、「偏向報道」というワードも入ってくることがある。米大統領選の期間中、日本では、「マスゴミ」と共にネットに盛んに書かれていた。これは、大手マスコミが、カマラ・ハリス氏を有能な人物として扱い、アメリカや世界を良くする存在だと持ち上げ、一方でドナルド・トランプ氏を差別主義者の極悪人と扱ったことがまず一つ。

番狂わせが起こった兵庫県知事選でも同様だった。マスコミの多くは、斎藤元彦氏を「パワハラ男」と徹底的に叩きまくった。特に地上波テレビでは、番組が論調を決め、そこに同意するであろう出演者でその場を固め、フリップやパネルもその論調通りにする。

そして、選挙でトランプ氏と斎藤氏が勝利したらスタジオがお通夜状態となり、「一体なぜ……」といった空気感になる所も全く同じだった。そしてその後はお決まりのネット批判が来る。

「我々メディアは多種多様な意見と事実をベースに信頼できる情報を出しているが、嘘だらけのネット情報を信じた愚民の行動により、本来あるべき姿が毀損されてしまった」

こう言いたいわけである。だからこそ、「Mr.サンデー」(フジテレビ系)でキャスターの宮根誠司氏は、斎藤氏勝利の後、「大手メディアの敗北」と述べた。宮根氏はこの前段として平等性を重視し、ファクトチェックや裏取り、プライバシー重視の姿勢をキチンと報道する、と述べた。そのうえで「一方でSNSなんかは、そういうのをポーンと飛び越えちゃう」と発言。

■スノッブなメディア

筆者はこの一連の発言については「真実を追求する者がデマ屋に負けた。実に理不尽である」と宮根氏が言いたいのだろうと解釈した。しかし、そうではないのでは。これまで大手メディア、特にテレビはどちらかの陣営や論調に肩入れし、そちらを正義として報道してきて、外しまくってきた歴史があるではないか。ここでその黒歴史を、一度振り返ってみよう。

もっとも分かりやすいのは、2016年の米大統領選。破天荒過ぎるドナルド・トランプ氏は、リベラルで知的で女性のヒラリー・クリントン氏に勝つわけがない、といった論調で報じる大手メディアが多かった。結局トランプ氏が勝利したのだが、メディアは「学歴が低く年収も低い『ラストベルト』に住むバカがポピュリズムに屈してトランプに投票した」と総括した。

基本的に当時のアメリカのリベラルメディアと、そのメディアの論調に従う日本のメディアは、“自分らの分析はバカによる行動を想定したものではない”と述べた。2025年に発足する第二次トランプ政権の副大統領J.D.ヴァンス氏はトランプ氏が2016年の選挙で勝つ前、自身の著書『ヒルビリー・エレジー』で、貧困層が多く、ブルーカラーが中心の「ラストベルト」に住む白人の悲哀を描いたが、この本に登場する彼らこそがトランプ氏を支持したのだ。

ヴァンス氏のこの分析こそがアメリカ全体の民意を表したわけだが、スノッブなメディアはヴァンス氏と同書に登場する一般庶民を見下した。「所詮は人権意識の低い懐古主義の学歴が低くて年収も低い連中の戯言だろう」と。

■こいつが“クロ”だ

結局、2016年と2024年の選挙における日米メディアの予想は、「スノッブメディアの戯言」になってしまったわけだが、ここからは日本メディアが思い込みで報じ、誤報となってしまった例を紹介しようと思う。「ハリス氏が勝つ」「斎藤氏は負ける」といったことに連なるものの数々である。

まずは1994年の松本サリン事件である。この時、河野義行さんが「農薬の配合を誤った」といったことからサリンを生成したことにされた。河野さんについては、妻がオウムによって散布されたサリンにより寝たきり状態になったが、メディアは同氏を犯罪者扱いした。とにかくメディアは「公正を期す」と言うばかりで、一旦方針が決まると「こいつが“クロ”だ」と決めつける。河野さんは妻がとんでもない被害に遭ったうえに、犯罪者扱いされたわけで、「マスゴミ」の罪深さを感じるとんでもない騒動である。

そんな失態を犯しながらも反省などなく、マスコミの一方的な報道は続く。たとえば2002年10月、サッカー日本代表は日韓W杯終了後、初の親善試合を行った。フィリップ・トルシエ前監督は守備重視の監督だったが、ジーコ監督就任で「ファンタジスタ」を優遇する布陣を取るとメディアは喧伝した。

■黄金の中盤

そして、「黄金の中盤」とジーコ氏の現役時代のブラジル代表のMF4人を持ち出し、中田英寿、小野伸二、中村俊輔、稲本潤一を日本版の黄金の中盤と扱った。だが、負傷もあり、この「黄金の中盤」はそれほど試合で揃うことはなかったが、10月段階のメディアの報道はあたかも日本代表に、ジーコ氏率いるブラジル代表的な圧倒的な力を持つMF陣が揃ったと喧伝した。まぁ、結果的に2006年のドイツW杯で日本代表は予選敗退をする。

もちろん中田、小野、中村、稲本は日本ではすごい選手ではあるが、当時の世界レベルのMFでいえば、ジダン、ヴィエイラ、ネドベド、ダービッツ、セードルフ、マケレレ、ピルロといったレベルの選手がいたのである。それを過度に日本のメディアは「黄金の中盤」と褒めそやした。

サッカーについては後日譚があり、2010年の南アフリカW杯直前、親善試合で負け続けた岡田武史氏の更迭論が大手メディアでもネットでも登場。しかし、岡田氏は直前の親善試合で阿部勇樹を「アンカー」に据える守備的布陣を採用。コレがうまくハマり、予選リーグ初戦のカメルーン戦で見事勝利。

■おいしいネタ

この時ネットでは「岡ちゃんごめんね」と書くムーブメントが誕生した。ジーコ氏のファンタジスタ中心のラインナップとは異なり、ガチガチに守備を固める岡田氏の布陣が見事に機能し、初戦の勝利をもたらしたのだ。メディアはこの勝利まで岡田氏に対して懐疑的だったが一気に手のひら返しをし、岡田氏を「名将」扱いした。結局岡田JAPANは決勝トーナメントに進出する。

この手の「メディアによる一方向の礼賛・批判」はいくらでもあるが、大いなるインパクトを与えたのは「STAP細胞はありまーす」の小保方晴子氏ではなかろうか。割烹着を着て、人類の命を救うであろうSTAP細胞を発見した研究者、そして「リケ女の星」としてテレビは絶賛した。

その後、論文が杜撰な捏造だらけだったことが明らかになったりしたため、論文は取り下げられたが、彼女が登場した初期、テレビは散々彼女を持て囃した。それは「理系の若い女性が頑張っている」という「おいしいネタ」だったからだろう。

私自身もメディアの人間だから分かるが、「オッサンが新しい科学的発見をした」よりも「若い、そして容姿の整った女性が新しい科学的発見をした」方が圧倒的に社内で企画が通る可能性が高まるのだ。

■論文があればとりあえず信じる

小保方氏についてはまさにソレである。しかも、メディア人に多い早稲田大学出身の人間であったため、当時、メディアは小保方氏に熱狂した。あの件は2014年の話だが、あれから10年。2024年の今、STAP細胞の存在は認められていない。

この反省をメディアは活かすべきであるのだが、基本的に「ネット情報はフェイクが多い」という開き直りをするだけだ。こうした状況がなぜ起こるかといえば、メディアの基本的な考え方にある。
【1】リベラルな考え方こそ至高
【2】保守派の主張を紹介するのは反社会的行為
【3】新しく、夢があるものは論文という権威あるものが存在していればとりあえずは信じる
――こうした姿勢から、偏向報道が生まれるのだ。

そういったこともあり、アジェンダを決めたもの以外を述べる人は「陰謀論者」「デマ屋」のレッテルを貼り糾弾する。我々の方がよっぽど「デマ屋」では? と思い、提言する人間が内部で増えない限り、大手マスメディアの偏った報道は終わらないだろう。

(中川淳一郎)


「斎藤元彦氏はパワハラの極悪人」 読みが外れると「SNSが悪い」と
自己正当化するテレビにへきえき

source : 2024.12.07 デイリー新潮 (ボタンクリックで引用記事が開閉)



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韓国大統領 月山明博(李明博)の…天皇陛下への「不敬発言」
痛惜の念などという単語一つを言いに来るのなら、来る必要はない。
日王は韓国民に心から土下座したいのなら来い。
重罪人にするように手足を縛って頭を足で踏んで地面に擦り付けて謝らせてやる。
重罪人が土下座もしない、言葉で謝るだけならふざけた話だ。
そんな馬鹿な話は通用しない。
それなら入国は許さないぞ。
偽左翼マスメディアの情報操作手法
手法 用例 手法 用例 手法 用例 手法 用例
連想の創出 愛国者に対して「軍靴の音が聞こえそうだ」などと揶揄し否定的な印象を与える… コメント 人々を一定の方向に誘導するために「事実とは異なる解釈」をコメントさせたり「社説」にする… プレゼンス効果 現場からの中継や縮小ジオラマなどで「臨場感」を演出し「やらせ」も交えて信用されやすくする… 分類表 一部の「ネット右翼」が批判しています…のように決まった単語・フレーズで事象を分類して極小化・極大化する…
撹乱 「第三極も含めて政党が乱立して訳が分かりません…」などと連日「情報ノイズ」で溢れさせ興味自体を失わせる… 癒着提案 TBS「安倍官房長官印象操作映像事件」のように「個別の事実」を「継ぎ接ぎ」して「誤った印象」を植え付ける… 匿名の権威 「信頼すべき消息筋によれば…」のように情報元を明かす必要がない事を逆手に取り記事の内容に権威を与える… 日常会話 お隣の「韓国」では…のように本来否定的な要素「韓国」を日常会話のように繰り返し心理的習熟効果で反応を麻痺させる…
感情共鳴 コンサートで開催場所の地名を大声で繰り返し叫ぶ…などのように「デモ」「集会」などで群集を理性ではなく感情レベルで反応させる… 歴史の書き換え 民主党の「天皇制廃止」「戸籍法廃止」「夫婦別姓」などの愛国心を低下させるための国家・民族全体に対する長期的な情報操作… 感情整列 この時間にご覧になっている貴方だけに限定100セットだけ…などと「一定のシチュエーション」を用意して群集の感情を「均一化」させる… 一次効果 「朝日新聞の従軍慰安婦捏造問題」「iPS細胞での読売新聞大誤報」など「最初に発信された情報」は嘘でも捏造でも信用されやすいという原理…
ブーメラン 坂本龍一・山本太郎などの著名人を使い原発管制報道に対する「自由の闘士」を作り出し国力を削るために「愛国者」を装った抗議運動を展開する… 心理的ショック 日本は豊かなのだと錯覚させ更に絞り取るために「飢餓」を伝え…日本は悪い事をしたと日本人を自虐的に思い込ませるために繰り返し「戦争」を伝えます… 半真実 「マニュフェストが実現出来なかったのは自民党の負の遺産のせいで民主党がダメだった訳ではない…」のように嘘の中に一面的な真実を織り込み全体を真実に見せる… フィードバック 「支持政党無しの無党派層は過去最高」という結果を得るために世論調査の回答項目に「民主党もダメだけど自民党もダメ」という項目を設定し全体の意見に偽装する…
すり替え 「傷害」を「いじめ」「窃盗」を「万引き」「殺人事件」を「交通事故」「テロリスト」を「レジスタンス」「略奪事件」を「抗議デモ」など受け入れ易い言葉に置き換える婉曲手法… 脅威の創出 尖閣購入時に「中国の脅威」は民主党政権以降に尖鋭化していたにもかかわらず恰も「都知事発言以降に尖鋭化した」かの如く捏造し民主党には他に選択肢は無かったと責任転嫁… 社会的同意 首相の靖国参拝に「外国」から激しい反発が起こっている…などと…特定アジアだけの意見を恰も世界全体が同意していると錯覚させる…「人権擁護法案」「外国人参政権」などもこの手法… 側面迂回 民主党の原発事故対応では線量などの周辺情報は正確に報じられ枝野幸男の「直ちに健康に影響を及ぼすものではない…」の嘘の信憑性を高めメルトダウン・風向きなどの核心部分は隠蔽された…
虚偽類似 「視聴率低迷は若者のテレビ離れのせい…」「CDが売れないのは違法ダウンロードのせい…」「紅白歌合戦に韓流スターが出演できないのは日本の右傾化のせい…」など都合の良い「原因と結果の因果関係」を作り出す… 事実確認 原発安全神話を作り出したのも公共事業にジャブジャブ税金をつぎ込んだのも自民党です…など…「一面的な事実」を先に述べ「事実確認」させ…自民党政権に逆もどりして良いんですか?…と未来を誤認・錯覚させる… 毒入りサンドウィッチ 「白川総裁が自民党の経済政策を批判」「安倍総裁の経済政策発言を市場が好感し円安に振れ株価は年初来の高値」「一方でハイパーインフレを懸念する声も」…のように序文と結論の否定的報道で肯定的な報道を挟み肯定的な報道の意義を低下させる… 砂糖入りサンドウィッチ 毒入りサンドウィッチの逆の手法…
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