「判らん」「知らん」で…
結局…オイラが仕切る事となった葬儀だが…
改めて…当家の異常性が浮き彫りになったので…
個人的な備忘録として書いておく…
- 急逝後…病院から遺体を引き取る際に…
勝手に持ち出せると思っていた…
更に…○○社さんにお願いすると云う割には…
電話番号すら知らなかった… - 新聞告知も…親戚、父の友人への連絡も不用と云い張る…
- 葬儀社との打ち合わせに…まったく無関心…
更に…喪主挨拶など…はなから…やる気なし… - 葬儀を執り行うお寺の都合で…
1日余裕があったにも拘らず銀行に行く気…
さらさら無し… - 死亡届など…勿論…関心無し…
- 通夜では…余分に注文しておいた夜食を…
腹減ったと言って一人で食べる…
更に…泊っていただいた自分の幼馴染が…
線香を絶やさないように…
よく見えない目で頑張っているのを尻目に…
自分は爆睡… - 朝食では…葬儀委員長が父について…
色々と質問している最中に一人で弁当を食べようとする… - 此の辺まで来ると…葬儀社の担当の方が来ても…
打ち合わせに参加もしない… - 葬儀が終了してお寺にお布施を渡す段になっても…
私がわたすの?的な顔をされ…
促して…渋々従う… - 火葬場に向かう車中も悲しむ素振りすら無し…
- 火葬場での昼食も完食
- 繰り上げ法要を終え自宅に戻ったら…
いつも通り洋服を脱ぎ散らかし…
まだ葬儀社さんが清算に来るからと云うと…
渋々洋服を着る… - 清算が終わって…
ご近所に挨拶に行くぞと云うと…
拒否されたが叱りつけて挨拶に同行させる… - 目覚めると…葬儀翌日なのに…
すでに…ロウソクも線香も点いていない… - 別途オイラが用意しておいた…
特にお世話になった方々へのお礼の品が届いたが…
特に気にするでもなく…
促されて渋々挨拶に廻る… - ここに至り…
「75年も生きてきて、たった45日位キッチリ出来ないのかッ」
…と、叱る… - 明日仏壇屋さんが来るから…
仏間にしたい場所を片付けなさいと叱るも…
途中で投げ出す…
更に…父が貰った表彰状は燃えるゴミに分別されていた… - クリーニング屋さんが来たが…
自分の喪服だけ出して…
オイラと弟の喪服は気にも留めず… - 葬儀翌日もそろそろ終わろうとしているが…
未だ…感謝や慰労の言葉は無い…
勿論…費用の精算もない… - 回覧板が今日になって廻ってきたとか言って…
オイラの中学の同窓生の母が焼香に来た…
焼香もそこそこに委員長への非難が始まる…
母も例によって…任せきりだったので解らないなどと同調…
憤慨したので…
「委員長の名誉のために言いますが大変良くしていただきました」
と云うも…「あら、そう…」で終わり、暫くすると元の話題に…
さすがにキレて…
「自分で何もしないで、お世話になった人を非難しちゃダメッ!!!」と、叱りつける…
その後はヒソヒソ話を続け…帰りに挨拶されたが…
弟もオイラも…呆れ果て…立膝のまま挨拶…
もし…本当に…回覧板が今日まで廻って来なかったとして…
「それは…あなた自身に問題があるんでしょ」
とは…口に出しては云わなかった…
これでオイラの悪名が今日中に町内会中に広まるんだろうなぁ~
その後、母にはもう一度…
「人間として云って良い事と悪い事の区別も出来んのかッ!!」と叱りつける… - 更に…特にお世話になった方々へのお礼の品を…
委員長宅と泊っていただいた方の息子さん宅に…
まだ届けていない事が発覚!!
またもや叱りつける…
「親を叱らなきゃならん息子の気持ちが解るかッ!!」は…
辛うじて飲み込んだ…情けない… - 母は…「年金手帳」の存在自体を知らなかった…
- 昨夜スーパーから材料ではなく加工品を買ってきていたので…
案の定…インスタントの味噌汁だし…
味噌汁にネギ入っているし…
煮物には練り物入っているし…
酢の物無いし…で、とても仏膳とは呼べる代物では…
しかも…仏の方に向けてないし…
蓋を「わざわざ」閉めて、しかも器と蓋…間違えているし…
まぁ…繰り上げ法要はやっているので…
オイラ今日は何も言わずに見ているだけと決めていたので…
お坊さんに諭されれば少しは薬になるかと…
お布施もテレビの上に「ポン」と置いてあったので…
嫌な予感がしていましたが…
やはり…渡し忘れてます…
自分じゃ何も出来ないのに…
よくもまぁ…葬儀委員長の中傷など出来るもんだと…
初七日法要終わって…
オイラがご報告に廻っても気にするでもなく…帰ってきたら昼寝中…
未だ…葬儀委員長宅にすら伺っていないようだ…
翌日…
2010.07.25
初七日