6月18日の朝日新聞・文化欄に、「首相、あべこべ言葉ですか」という記事がある。安倍晋三首相が「積極的平和主義」といった言葉を、本来の意味とは逆に使っていると、批判したものである。
同記事によると、詩人のアーサー・ビナード氏は北海道での講演で、「積極的平和」という言葉は、ノルウェーの平和学者、ヨハン・ガルトゥング氏が世界に広めた考えで、戦争という直接的な暴力がない状態を「消極的平和」と呼び、さらに努力して貧困や差別なども取り除いた状態を定義したもの-と紹介したという。安倍首相は同じ言葉で、武器輸出の条件を緩め、集団的自衛権も使えるようにしようとする-とも記している。
日本のいわゆる平和主義者たちが、あまりにも「平和、平和」と唱えるものだから、安倍首相の側も「平和主義」という言葉を利用したのであろう。ビナード氏も「大変お上手」と褒めているから、この戦略は大いに成功したわけである。
ところで、最近の朝日新聞に良く出てくる言葉に、「反知性主義」がある。安倍政権が推進する、特定秘密保護法や集団的自衛権を容認する動きを、批判的に表現する言葉として使われている。
しかし、自分の考えと違う人間は、知性に反している、つまり「愚か」だと極めつけているわけであり、これは「上から目線」の、ずいぶん傲慢な言葉ではないのか。
大江健三郎氏のような、朝日・岩波の御用文化人が、現代日本を代表する知性だとの見方があるが、それにはまったく賛同できない。空想的・盲目的な反戦平和主義こそ、知性に反した、本当の意味での反知性主義であると、私は考える。
また昨年、「ヘイトスピーチ」という言葉が、流行語大賞になった。朝日新聞はあまり報道しないが、韓国では日本に対するヘイトスピーチが、以前から盛大に行われている。さらに、韓国の朴槿恵(パククネ)大統領や、中国の習近平国家主席らは、世界中で歴史問題を利用した日本批判を繰り返している。これも立派なヘイトスピーチと言わざるを得ない。
そして、朝日新聞は、慰安婦問題の大誤報で、日本にとんでもない冤罪(えんざい)をなすりつけたのだから、これも明らかな日本と日本民族に対するヘイトスピーチである。
要するに、朝日新聞が他を批判する言葉は、自分自身に見事に当てはまるが、それに気が付いていないだけである。まさに、ことわざに言う「天を仰いで唾する」である。「あべこべ」というのなら、朝日新聞の言葉こそ、「あべこべ言葉」の最たるものである。
2014/11/07
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2014/11/07
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source : 2014.11.06 zakzak (クリックで引用記事開閉)
韓国大統領 月山明博(李明博)の…天皇陛下への「不敬発言」
痛惜の念などという単語一つを言いに来るのなら、来る必要はない。
日王は韓国民に心から土下座したいのなら来い。
重罪人にするように手足を縛って頭を足で踏んで地面に擦り付けて謝らせてやる。
重罪人が土下座もしない、言葉で謝るだけならふざけた話だ。
そんな馬鹿な話は通用しない。
それなら入国は許さないぞ。
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偽左翼マスメディアの情報操作手法
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